酪農家の皆さんが出荷する生乳は、牛乳やチーズ・バターなどの乳製品の原料であり、衛生的に乳業工場まで送り届ける必要があります。
十勝農協連では、高品質で安全な生乳生産対策の一環として、生乳を輸送するタンクローリーの衛生調査を毎年7月に行っています。この調査では、十勝地域内の乳業工場(5ヶ所)を巡回し、合計で約130台のタンクローリーの集乳タンク内やホースなどの衛生状態を拭き取り検査でチェックしています。
多くのローリー車の上に登って、タンク内に入るのは大変な作業ですが、十勝産生乳の品質を維持・改善するために重要な業務です。
写真:ミルクタンクローリーの拭き取り検査を行っている様子(令和4年7月21日撮影)